屋外でのストレス解消するデメリット

天気や気温に左右されやすい

仕事や人間関係などで溜まったストレスを手軽に解消する手段として、利用する人も多いのが屋外での運動です。ジョギングやウォーキングなど費用を掛けずに気軽に始められるのが魅力ですが、天気に影響されやすいというデメリットもあります。雨が降りやすい梅雨の時期や雪が降りやすい冬場は、休みで運動ができる時に限って天気が崩れてしまうケースも少なくありません。雨具を着用すれば可能ですが、滑りやすい道を走ると思わぬ事故に繋がることもあります。天気以外に注意が必要になるのが気温です。平均気温が高くなる夏の時期は、熱中症になりやすい屋外での激しい運動は原則禁止されています。本人のやる気に関係なく制限されてしまう点は、屋外ならではのデメリットです。

体に負荷をかけ過ぎてしまう

ストレスを屋外の運動で発散することで起こり得るトラブルの一つに、体への悪影響があります。ジョギングを始めとした屋外でのストレス発散は、大半が全身を使って行うのが特徴です。趣味でスポーツをやっているなど、日常的に体を動かしている人は自分の限界を知っているので調整はできます。一方で、普段運動をしない人は、自分の限界が把握できていないので、必要以上に体に負荷を掛け過ぎて怪我をするケースも少なくありません。精神的ストレスが発散できても、怪我で日常生活に支障が出るようでは本末転倒です。運動が習慣づいていない人は、思い付きで行動に移すのではなく、怪我の予防も含めた正しいトレーニング方法を学んでから始める必要があります。